株式投資 テクニカル分析 ~基本的なチャート画面について~

株式投資

株式投資講座 第9回

~資金を増やしていける投資家を目指して~

 

こんにちは! Kidoです。

前回は、ファンダメンタル分析をざっと学習しました。

長期投資オンリーという方は、このファンダメンタル分析を極めていってもらえればオッケーです。

短期的な投資もしたい方は、これから話すテクニカル分析は必須ですので、しっかり学習していきましょう!

今回は、基本的なチャート画面について説明していきます。

基本的なチャート画面は以下のようなもので構成されていますので、それを解説していきます。

・ローソク足

・移動平均線

・出来高

それでは、見て行きましょう♪

 

 

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ローソク足

株のチャートは、このローソクのような形をしたものが、2色に色分けされ、様々な形が連続して図になっています。

この色分け、ローソクの形には意味があり、それを一目見ただけで、その日(その週、その月等)の取引状況(値動き)を把握することができるのです。

 

(把握できる内容)

始値:相場の開始値段(※注1
終値:相場の終了値段
高値:相場の一番高い時の値段
安値:相場の一番安い時の値段
※注意1上記は日足の場合。月足なら月の開始値段、月の一番高い値段…のようになります。
 

以上のような情報がこのローソク足から読み取ることができます。

では、次にこの様々な種類のローソク足を見て行きましょう♪

↓↓↓

 

まず、2色の色分けについては、陽線陰線を意味します。各証券会社のチャートによって、色分けは異なります。例の楽天証券のものでいくと、赤が陽線、青が陰線です。

陽線:始値よりも終値の方が高い時
陰線:始値よりも終値の方が安い時
寄引同時線(十字線):始値と終値が同じ時

 

そして、このローソク足には図のように、太い部分と細い部分があり、様々な形を作り出します。

※株式投資用語で、この細い部分をヒゲと表現します。

〈特徴〉

下ヒゲが長い陽線:一時的に売りが出たが、その後買い圧力に押し上げられ、結果、始値よりも 終値の方が高くなった状態。
上ヒゲが長い陰線:一時的に買いが出て上昇したが、その後売り圧力に押し下げられ、結果、始値よりも終値の方が安くなった状態。

※つまり、下ヒゲが長ければ、買い圧力の強さを示し、底値圏でそれが出現すれば、上昇転換への兆候とみることができる。

逆に、上ヒゲが長ければ、売り圧力の強さを示し、高値圏で出現すれば、下落転換への兆候とみることができる。

 

その他、ローソク足は、陰線・陽線・形で様々な種類があり、それぞれ意味があります。もう少し他のローソク足も詳しく勉強されたい方は、こちらをどーぞ!

マネックス証券の「はじめてのテクニカル分析」で詳しく解説してくれています。私的に一番わかりやすいと思いますのでご参考に↓↓

https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/011.html

 

 

移動平均線

移動平均線とは、一定期間における終値の平均値を線で結んで図のようにグラフ化したものです。

代表的なものとして以下のようなものがあります。

 

〈移動平均線の種類〉

このように、例えば日足でみると、5日線(緑色)は5日間の平均線、25日線(黄色)は25日間の平均線というように文字通りその日数の平均線となります。

日足(ひあし):5日、25日、75日、100日
週足(しゅうあし):9週、13週、26週、52週
月足(つきあし):6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、60ヶ月

 

基本的な日数は以上のようなものですが、どの証券会社のチャート画面でも自分好みに設定できます。

例えば、私ですと、5分足、日足(5、25、75)週足(13,26,52)月足(9,24,60)というような設定としています。

 

短期トレードでは、5分足や日足を中心に観察します。

中長期トレードで考えるなら週足や月足を中心に見ることになります。

このように短期線・中期線・長期線というように3本線の移動平均線を引く方が多いです。

この3本線を利用してトレードするだけでも勝率はグッと上がるはずです。

※実際の移動平均線を活用したトレード法は次回詳細アップします♪

 

 

出来高

 

出来高とは、売買の成立した株数であり、その銘柄の取引の多さを示す指標です。

株価が大きく動く時は、この出来高も多くなる傾向があります。

逆に株価が落ち着いているときは、この出来高は少ない傾向にあります。

 

ですので、株価が低迷しており、出来高も少なかった銘柄が大きく株価上昇する前等、この出来高が少しづつ増えている傾向があると言われています。

それにはいろんな思惑が考えられますね…

 

例えば、本当はあってはならないインサイダーですが、何らかの情報を聞いた大口が株を買い集めだすと、それに伴って出来高も増えるという魂胆です。

 

しかし、私の経験上、事前に出来高の変化を察知して株価の急騰を当てるのはかなり困難であると思います。

確かに株価が上がり続けてから後で確認すると、それに伴って出来高も増えているのはよくわかります。でもそれは結局後付けの理由だと私は思います。

ですので、私的にあまりこの出来高は気にしなくても良い指標に思えます。

あくまで参考程度でよいと思います。

 

※あまりこの出来高の少ない銘柄に手を出すとなかなか売買が成立しない(約定しない)ので注意が必要です。

 

 

まとめ

今回は基本的なチャート画面であるローソク足・移動平均線・出来高について解説しました。

そして、大切なのがローソク足移動平均線の見方です!

その他にもMACD・ポリッシャーバンド等テクニカル指標はまだいくつかありますが、私はよりシンプルに分かりやすく勝てる投資法を伝えたいと思っているので、そのへんはとりあえず省略しておこうと思っています。

実際この基本のローソク足と移動平均線も見方を極めれば、それだけで勝てると思いますし、私の伝えたいテクニカル面の7割くらいは網羅していると思います。

そういうわけで、次回は移動平均線を活用したトレード法を例を挙げながら詳しく解説していこうと思います。

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