お金の増やし方 株式投資 ~始める前に知っておくべきこと~

株式投資

株式投資講座 第2回

~資金を増やしていける投資家を目指して~

 

こんにちは! Kidoです。

この前の第1回講座では、株式投資のメリット・デメリットについてお話させて頂きました。

このことも株を始める前に知ってほしいことですが、今回はメリット・デメリット以外で~株式投資を始める前に知っておくべきこと~をテーマに解説していこうと思います。

 

・証券会社が倒産したら?

・株式投資で稼げるの?確率は?

・向き、不向きがあるのでは?

・ギャンブルではないの?

 

以上のような気になる疑問に答えていきたいと思います。

 

それでは解説していきましょう♪

 

 

スポンサーリンク

証券会社が倒産したら?

【証券会社が倒産したら?】

 

これから証券口座を開設し、株式投資を始められる方はこんな不安を抱くことはないでしょうか?

「証券会社が倒産したら、口座の資金なくなってしまうんじゃ……」

 

安心してください!

 

銀行にペイオフ制度(1000万までの保証)があるように、証券会社にも保証があります。

しかも基本的にその保証は銀行預金のものより手厚い内容になります。

 

以下がその内容です↓↓↓

 

<顧客資産の分別管理>

これは、証券会社が顧客から預かった資産を運営とは別で保管管理されなければなりません。そして、万が一に経営破綻等がおきた場合でも顧客に資産が全額戻るようになっています。このことは法律で義務化されていることなので、証券会社に預けている資産はこの法律により守られるわけです。

 

<日本投資者保護基金>

上記の分別管理で、顧客の資産は法律的に保護されていますが、それでも何らかの理由で、証券会社が顧客に資産返却できない場合に、この日本投資者保護基金から1000万円を上限として返金してくれます。

この基金は全ての証券会社が加入を義務付けられており、一言で言えば、証券会社が万が一に備えて加入する保険機関のような存在です。

 

ですから、証券会社に預けた資産は、上記の二重の策で手厚く守られているのです!

ただし、先物取引等、一部この対象とならない金融商品がありますので、詳細は日本投資者保護基金のホームページで確認されるのが良いと思います↓↓↓

 

日本投資者保護基金:http://jipf.or.jp/index.html

 

 

【まとめ】

株式投資を始めるにあたって、証券会社の口座に入金した資産は、<顧客資産の分別管理>及び<日本投資者保護基金>の二重の制度で保護されている。

 

 

 

株式投資で勝てる確率

【株式投資で勝てる確率】

 

この勝率は、これから株式投資を始められる方はとても気になる確率ではないでしょうか?

しかし、残念ながら株式投資で勝てる人は全体の1割しかいないと言われています。

 

実際詳しい統計は見つかりませんでしたが、ある証券会社が1000人を対象におこなったアンケードでは、利益が出ている人=10% ほぼ+-0の人=30% 損失が出ている人=60% このような数字になっていました。

これを見てもらえれば、分かるように勝者は本当に一部ということです。

確かに皆が勝てる世界なら皆がやっています。「稼げるのは一部の人」ということは当たっていると私も思います。

 

これから始めようと考えている方には厳しい確率ですよね?

 

でも、ちょと待ってください!

 

「稼げるのは一部の人」

 

これどの世界(職業)でも同じです!

「流行るラーメン屋があれば、流行らないラーメン屋もある。」

「飲食店も5年以内に9割が消える」等々…… よく聞く言葉です。

 

飲食業・スポーツ界・俳優・歌手……

 

はっきり言って、サラリーマン以外で、夢のある職業や皆が憧れるような世界で成功する人はどの分野においても一握りです。

 

どの世界も厳しいのです! お金を稼ぐことは戦いです!

 

私は甘い言葉で投資の世界に引き込もうとはしません。

 

しかし、前回述べたように株式投資のメリットは非常に多いです。

そのメリットの部分を感じて頂くために、あえて厳しい世界であるということを十分に理解してもらい、正しい投資を学んでほしいと思っています。

 

【まとめ】

・投資の世界はほとんどの人が失敗する! でも、それの厳しさを覚悟したうえで、正しい投資のやり方を勉強する人が勝てる!

 

 

 

株式投資に向く人・向かない人

【投資に向く人、向かない人】

 

これ、精神的な話になりますが、株式投資において「精神」はかなり重要なことになります。そもそも株価は人の精神で動いていると言っても良いくらい重要なのです。

 

買う人が多い→株価上がる。

売る人が多い→株価下がる。

それを判断するのは、まぎれもなく人です!

 

ですから、その精神部分の面で、やはり投資に向く性格の人と向かない性格の人がいるのは事実です。

その向き・不向きを下記に列挙してみます↓↓↓

 

<向く性格>

  1. 感情的でない性格(自制心の強い性格)
  2. ギャンブルが嫌いな人
  3. 繊細で真面目な性格(右腕肌?)
  4. インドア派

 

<不向きな性格>

  1. 感情的な性格(喜怒哀楽が激しい)
  2. ギャンブル好きな人
  3. 豪快な性格(社長肌?)
  4. アウトドア派

 

まず、株式投資で失敗する人のほとんどは「感情で投資している人」です

株価が上がれば興奮して買い(高掴み)、下がれば「また値を戻すだろう」と根拠のない祈りで、さらに下がっていき、損失拡大(損切りできない)。

 

パチンコで考えてみてください。↓↓↓

 

出てる時は……

「まだまだ出るぞ!」「よし! 3万円勝ってるな」

出なくなってきました。

「あれ? もうちょっとねばったら出るかも…… プラス1万円か……」

なかなか出ません。

「なんで? 何で? もうマイナスなってるやん! 頑張って取り返すぞ!」

まだ出ません。

「くそー! もうマイナス5万円や…… あの時やめとけば良かった」

はい! 営業時間終了♪

 

これが感情的な性格で、ギャンブル好きな人の典型例です!笑

 

こんな人は株式投資をオススメできません!

なぜなら、正しいやり方、ルールを学んでも、すぐに感情的になってしまい、ルールを守らなくなってしまうからです。

 

次に、豪快な社長肌よりも繊細な人が向くと思う理由ですが、豪快な人はやはり感覚派なところがあり、そこが心配なところですね。

実業家としては、おもいきった判断や斬新なアイデアを出したりする能力は必要なことだと思います。しかしながら、株式投資においては、その豪快さが仇になる可能性が非常に高いです。

私の周りの個人事業主(社長)は皆、投資には失敗しています!笑

やはり石橋を叩いて渡るような性格の方が、研究熱心で、リスクに対する回避能力が高いと言えるのです。

 

そう言った意味でもアウトドア派よりインドア派です。

ずっと画面を監視できるのも性格ですからね……

それすらでない人はできないです!笑

 

だいたいどんな人が向いている人か、思い浮かんでくるのではないでしょうか?

 

じゃあ、向いていない人は投資はダメなの?

 

そうではないです!

 

私が言っているのは、自分で取引をおこなうトレーダー(株式投資)のことであって、投資全てに向いていないのではありません。

 

トレーダー向きでない人は前回にも紹介したような投信積立(投資信託)等の方法もあります。

是非、ご自身に合った投資スタイルを見つけましょう♪

 

投資信託の話:内部リンクhttps://kido-kido.com/making-money-investment-trust/

 

【まとめ】

~トレーダー向きの性格~

  1. 感情的でない性格(自制心の強い性格)
  2. ギャンブルが嫌いな人
  3. 繊細で真面目な性格
  4. インドア派

 

そうでない人は、投資信託等、自分に合った投資スタイルを見つけよう!

 

 

 

株式投資はギャンブルではない

【株式投資はギャンブルではない】

 

上記性格の話で、株式投資で失敗する人のほとんどは「感情で投資している人」と言いました。

これがギャンブルなのです!

 

これ、めちゃくちゃ大事な話です!

 

私は自分のパソコン前に「その投資に根拠はあるのか?」と書いて貼っています!笑

でも、それくらいしないと、私も未だに根拠のない投資をして負ける時があります。逆に負ける時はこれしかありません!

特に連勝して、気持ちが有頂天になってくると、たまにやっちゃいます!笑

(それくらい株式投資は、精神のコントロールが重要なのです。)

 

では、感情ギャンブル投資とはどんなものかというと、【根拠のない投資】です。

 

例えば……

買う時

「なんとなく上がりそう……」

「この株価急騰してる。俺も今や!」

「日経平均も最近高値更新ってニュースしていた。買おう!」←若干ファンダ分析?笑

こんな理由で買うと、高掴み(高い値段で買ってしまう)となり、株価が下がり始めると↓↓↓

 

売る時

「あれ? 下がってきた。でも、ちょっと待ったら反発するかも」

ちょっと戻りましたが、プラスにはなりません。

「どうしよかな……まだプラスではないし……」

悩んでいる間に営業時間終了!

この夜、アメリカ市場暴落!

翌日、日本株も暴落!

「くそー! 昨日やっぱり売っとけば良かった」

結局、損失が拡大し、損切りできず、資金凍結!

 

これ、ギャンブル投資の典型例です。↑↑↑

 

株式投資で生き残っている方も、過去に一度は経験のある典型例だと思います(笑)

では、何が問題なのでしょう?

 

それは、「なぜ、そこで買うのか? なぜ、そこで売るのか?」

その理由がないのが一番の問題なのです。

 

理由がないと、お金のほしい人間心理としては、上がっている株をほしくなり、下がり始めると売れなくなるのが普通の心理です。

 

この呪われた心理に抵抗するには、膨大な知識に裏付けられた分析力です。

 

その分析はテクニカル分析(チャート)・ファンダメンタル分析に分別されますが、この2つの分析力を向上させていく勉強をこれからしていくのです。

 

この2つの分析力は、株式投資で勝つための全てと言っても過言ではありません。

そして、この分析力が揺るぎない買う理由・売る理由を生み出し、確実に資金を増やせる投資家になれるのです。

 

勝てる投資家はこの分析力に長けているのです。決して、運ではないですよ!

 

どうですか?

 

株式投資で稼ぐのは、不労所得だし、家で座っているだけで稼げる楽な職業に思いますか?

確かに、身体的動作ではこれほど楽なものはないでしょう!

 

買い注文「ポチ♪」 売り注文「ポチ♪」

 

これでお金が手に入るわけですからね……

 

しかし、もう感じて頂いているとは思いますが、株式投資はこの「買い注文」「売り注文」、この2回のクリックに膨大な知識を総合的に考慮しおこなっているのです。

 

だから大変だし、ほとんどの人が勝てないのも納得なわけですね……

 

【最終まとめ】

・株式投資はギャンブルではない。
・テクニカル分析とファンダメンタル分析を極めれば、勝てる。
・株式投資は厳しい世界ということを理解し、真摯な気持ちで勉強していきましょう♪
 

※ご拝読頂き、誠にありがとうございました。

この記事が役に立ったと思った方は、是非SNSボタンからシェアお願い致します。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました