【本を出版する方法】
~作家への道のり~
こんにちは! Kidoです。
昨今、情報発信(アウトプット)には様々な方法がありますね!
SNS、ブログ、YouTube等…今は本当にいろんな手法があります。
そんな中、誰もが知っていて、昔も今も変わらない発信方法に「出版」というものがあります。
要は、本を出すということですね。
皆さんの中で、出版を目指している方はいるでしょうか?
私は2020年、出版社:つむぎ書房と契約し、2021年1月18日、出版デビューしました。
初出版作品→小説 【欲界】 著者:kido
そんな私の経験から出版について様々な情報を提供できたらと思い、このテーマを設けさせていただきました。
今回は、第2回目として【出版するためにまずやるべきこと】をテーマに解説していこうと思います。
私の経験をヒントに、一人でも多くの著者が生まれれば幸いです。
それでは、見て行きましょう♪
出版するためにまずやるべきことは?
これはズバリ!
「本を作るということです!」
つまり、一つの作品を完成させる。
商品をつくり上げるということです。
当然ですよね…
画家が絵を売りたくても一枚も完成させた作品がなければ話にならないのと一緒ですよね。
ですので、まずは自分の作品を完成させ、商品を持つということが出版に絶対必要なものであり、最初の一番大きな壁であると思います。
では、一つの作品(商品)を作るために何が必要か順を追って解説していきたいと思います。
↓↓↓
1作品の量・特徴を知っておく
これは、本の種類によっても大きく異なってくるので一概に言えないところもありますが、どれくらいのコンテンツ量(文字数)で本が出来上がるのか、一つの目安としてください。
(小説)
約200ページの小説で文字数は10万字程度です。
小説は、文字のみですので、最も文字数的には多い書籍となるでしょう。
それを執筆するには、かなりの根気が必要ですし、文字のみで表現するために想像力が必要になります。
(専門書・実用書)
専門書・実用書と言えば、ダイエットや各スポーツ、投資・金融等、様々な分野があります。
このような作品には文字だけでなく、図解が挿入されていたり、詳しいわかりやすい解説が必要です。
つまり、この専門書・実用書は、誰(どんな実績のある人)が書いているのか、いかに分かりやすい本かということが重要になってきます。
(絵本)
子供向けの絵本は、量的には最も少ない書籍にはなると思いますが、その分、絵や心に響く言葉選びのセンス等、目には見えない人(子供)をひきつける能力が必要だと考えます。
作品によっては、絵と文は違う人だったりするので、必ずしも両方の能力を必要とするわけではありません。
どーですか?
ざっと3種類ほど紹介しましたが、書籍にはたくさんの種類があります。
エッセイ集や占い、写真集や漫画もそうです。
ですので、まず自分にはどんな能力があるのか、何を伝えたいかか、そのあたりをしっかり自己分析して自分に合った作品作りをチョイスしましょう。
そして、大事なことは、どの作品にしても簡単ではないということです!
この「一つの作品を完成させることは容易ではない」ということだけ、とりあえず覚悟して頂ければ十分です。
では、この容易でない行為をどうやって完成させるか?
次の項目で考えましょう♪
↓↓
どうしても伝えたいテーマを考える
作品を仕上げるのに一番大切なものは何だと思いますか?
それは、どうしても伝えたいという「情熱」です!
この「情熱」がなければ、どんな作品でも完成には至りません。
例えば、子供がめちゃくちゃ好きで、子供の成長に寄与したい。
「自分の作品で世の子供に影響を与えられたらこんな幸せなことはない。」と思うなら、それは絵本作家になるべき資質があるかもしれません。
自分は株式投資で生計をたててきた経歴があり、正しい投資の仕方を世間に伝えたい等思うのなら、ビジネス書・専門書を執筆する資質があるかもしれません。
私の場合ですと、人生で自分が苦しめられてきたものがありました。
それは一言でいえば、「人の欲と欲のぶつかり合い」です。
この自分が苦しんだテーマを伝えたいという情熱がありました。
そして、今まで好んで読んできた本が純文学系の小説や人生哲学のような作品が多かったこともあって、そのテーマを純文学系の小説に仕上げる決意をしました。
というわけで、まず自分は情熱をもって人に伝えたいというテーマを考えてみましょう♪
「情熱のあるテーマ」とは、言い換えれば、自分の好きなことや得意なことだったりしますから、そこから見つけるのも一つですね♪
思い付いたネタを記録する
上記で述べたように、自分の発信したいテーマが見つかったとします。
では、まず具体的にどうやって本という形にしていくのか?
そのまずやるべきことは、自分が決めたテーマに関して、思い付いたことや、ふと浮かんだアイデアの記録(メモ)をつけていくことが大切です。
その方法としては、Twitter等のSNSを活用してメモ代わりに発信していくのも良いですし、まずブログで執筆していくのも良いでし、ただ単にメモ帳に記録していくだけでも良いです。
いずれにしても、その溜まり溜まったネタが本を執筆する材料になるのは間違いありません。
例えば、ブラックバスの生態を研究し、研究記録をコツコツ習慣的につけていると、それがブラックバス釣りをする人のための「釣り書籍」として、そのまま出版される可能性だってあります。
私が小説を書いた場合は、執筆もしながら思いついたアイデアをメモ長に記録していき、後でそのアイデアを組み込みながらストーリーの構成をつくっていきました。
このネタが一冊の本に値する情報量さえあれば、あとはまとめていく作業だけです。
根気よく情報をメモしていきましょう♪
まとめ
どうだったでしょうか?
作家を目指すには、上記のような心構え・やるべき事があります。
やはり、その中でも私が思う最も重要なことは、「情熱を持って人に伝えたいこと」を持っているかどうかです。
そのエネルギーが大きければ、1冊の本という膨大な執筆量の壁をクリアーできるのです。
もし、その壁を乗り越えることができなければ、あなたのその伝いテーマは、その程度のエネルギーしか持っていなかったということですね…
厳しいです言い方ですが、1冊の作品を完成させるには、それくらいの覚悟と莫大なエネルギーが必要というのは間違いない事実であり、知っておく必要があります。
ですので、是非、あなたの伝えたいテーマを探して、1冊の本になるまでその情熱をぶつけてみてください!
ご拝読頂きまして、誠にありがとうございました。
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